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会議室から恋。

第7章 7

「杉山さん、ちょっといいですか」

「はい?」

次の日、部長に呼ばれる。

課長を飛ばしていきなり、部長が話とか、怖すぎる。

連れていかれたのは、小会議室。

「杉山さんにちょっとお願いがあってね」

「なんですか?」

椅子に座るよう言われ、腰かける。

「急で申し訳ないんだけど、派遣の女性を今日の昼から、育ててほしいんだ」

「派遣の方ですか?」

「ああ。他部署で活躍しててね、そちらで正社員にするつもりだったんだがね」

そっか。

たしか、三年間だっけ。

正社員にしなきゃいけないんだ。

「必要人材だったんだけどね。黒田くんが無理矢理、ね」

「あぁ…」

「今日の昼からだからね。頼むよ」

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