会議室から恋。
第2章 2
「で、今日、業者が入って、あいつの荷物引き上げてる」
「やからってさ、何年付き合った彼氏よ。そんな冷静でおれるわけ?てっきり、泣くかと思っててんけど」
「な。不思議やね」
少食なのに、食べるのも遅く、あやかが待っている。
ごはんを食べたら、トイレへ行き、歯を磨く。
もう、何年も続けてる日課。
あたし、杉山有紗は今年30歳。
高校二年生で、クラス替えのとき、同じクラスになった彼に声をかけられた。
その時は、すごくかっこよくて、学校でも、人気だった。
高校二年生は17歳だね。今30歳。
何年?もう、計算もできないや。
「やからってさ、何年付き合った彼氏よ。そんな冷静でおれるわけ?てっきり、泣くかと思っててんけど」
「な。不思議やね」
少食なのに、食べるのも遅く、あやかが待っている。
ごはんを食べたら、トイレへ行き、歯を磨く。
もう、何年も続けてる日課。
あたし、杉山有紗は今年30歳。
高校二年生で、クラス替えのとき、同じクラスになった彼に声をかけられた。
その時は、すごくかっこよくて、学校でも、人気だった。
高校二年生は17歳だね。今30歳。
何年?もう、計算もできないや。