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いつかきっと…

第6章 好き?


―――――――――――

起きれば、夜の7時くらいだった


(かなり寝てたな…)

ふと窓を見たら
外にはトラックさえ無かった

――え?


もう行ったのかよ…
マジかよ……

早くない?
私には、本当に何も言わずに転校するんだ。



(フザケないでよ)

怒りだった。
何度も君には怒った事があったのに
今回は今までの怒りとは違ったんだ。

怒りのという名の中に
切なさという名の感情があった。


(そっかぁ)
(飽きたからもう、どうでもよくなったんだよね)

長く喧嘩していたせいか「もういっかなぁ」って思ってる自分がいた。


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