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チョコレート

第6章 親友

優衣side





放課後
あたしは祐樹くんと
帰る約束をした











「優衣ちゃん!」





学校の玄関で待ってた
あたしに祐樹くんが
駆け寄ってきた








「ごめん待った?」








「ううん。行こっか」






あたし達は学校を出て
2人同じ方向の家に
向かって歩いていた






「ねぇ祐樹くん?」






「ん?」








「土曜日彩と陸くんと祐樹くんとあたしで勉強会しない?」






「あ、いいね」







「本当に?」






やった






「うん!場所は?」










「あたしの家」







「OK~」






ヤバい楽しみ!
祐樹くん頭いいらしいし
勉強教えてもらおう!



あ、でもバカだとか
思われるのやだなぁ…






どうしよなんか今から
緊張してきたよ~






あっ!
部屋も綺麗に
片付けとかなきゃ!




服もどうしよ…
祐樹くんって何系
好きなのかな?
可愛い系?
綺麗系?



陸くんに聞こうかな?

あ、でも彩が妬くから
2人が一緒の時に
聞いた方がいいっか




「ぷっ」







「え?」





祐樹くんが急に
あたしを見ながら笑った




え、なんか変だった!?

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