テキストサイズ

チョコレート

第13章 想い

次の日

私は優衣の家に行った


予想通り優衣は
落ち込んでいるようだ




「優衣…大丈夫?」



「うん…」



って大丈夫なわけないよね
何聞いてんだ私。






「あたしさぁ…ちょっといけるかなぁって思ってたんだよね。」



あ~ぁ
と言って優衣はベッドに
倒れ込んだ



「そう言えばなんて言われたの?」




「好き。って言ったら‘嫌いじゃないんだけど…’って」



「え、それだけ?」




「続きあるのかなって思って待ってたけど、それだけだった。なんかすごく考え込んでる感じだったけど」



ってやっぱり
祐樹くん自分の気持ち
わかんなかったんじゃないかな…



ストーリーメニュー

TOPTOPへ