
チョコレート
第4章 ドキドキ
俺は彩をベッドに
押し倒した
「キスしていい?」
「さっきしたよ?」
「足りない」
「んっ…ぁ」
「あや…」
「ふぁッ…んっ…ぁ…りくッ」
彩の胸に手をやろうとした時だった
「ただいまー」
「うわ、マジか」
この声は、母さんだ
「陸斗いるの?」
ガチャ
部屋を開けられた
ベッドに座っている
俺と彩
「きゃー誰この可愛い子!」
と言って彩に抱き付く
俺の母親
「七瀬彩です」
「陸斗のお母さんです」
「え!?あ、もしかして私が間違えた?」
彩が俺に問いかけた
たぶん彼女に間違えた時の事を言ってるんだろう
俺が頷くと
「び、美人過ぎる…」
ダメだってそれ言ったら
調子乗るから
