チョコレート
第5章 お泊まり
真っ赤な顔の彩
可愛い
「これからどうする?」
「スーパー行って夜ご飯の買い物しよう」
「何作ってくれんの?」
「定番の肉じゃが♪」
「お、いいね」
俺肉じゃが好きだし
「じゃ行こっ」
そう言って
玄関に向かう俺たち
彩が一瞬
等身大の鏡で服を確認した
「言うの忘れてたけど、今日の服可愛い」
そう言った瞬間また
真っ赤になる彩
「り、りく!…」
「可愛いってかヤバい」
「ヤバい?」
「うん。可愛い通り越してヤバい」
さらに真っ赤になる彩
「…やっぱこの服露出多いよね?」
「多い」
「優衣が買ってくれたの。無理やりだけど」
「あ~」
戸田やりそうだな
想像つく
「そろそろ行かない?」
「あ、行くか」
俺らは近くのスーパーに来た