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緑の縁

第4章 ピーマンを甘くする方法

「ただいま。・・・ゲッ・・・」

部屋に漂うピーマン臭。
私は満面の笑みで迎えた。

「夕飯できてますので、ごゆるりとお召し上がりください。」
「・・・そーだね。」

ニヤッと口角を上げて笑う姿に、ぞわっとした。

「華葉、一緒にご飯食べよう。」
「ご主人様、お言葉ですが・・・」
「命令。」
「・・・・承知しました。」

なんか、なんか、なんか・・・

やばい気がいたしますー!

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