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上司と部下の恋

第1章 1

「出張かぁ。調べる価値ありね」

得意のラーメンを、音を出しながらズルズルすう姿は、ただのオッサン。

この姿を見て、引っ掛かる男の子はいるのか不思議になる。

「あ。そういえば、同期会のメールきてたね」

さっき気になった男の子を目で追いながら、言う。

「きてたね。なんで金曜日なのよ。金曜日は忙しいのに」

「みんな同じだって。次の日休みだからでしょ」

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