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私の恋は正しいですか?

第12章 宿泊研修

「そーゆー相談は、あたしのいないところでしてよー。あたし、一応それ止めなきゃいけないんだから!」

「ご、ごめん…。」

「それと、絶対私の前で使うなよ?」

「は、はーい。」

本当にこの子は優しい。

私とゆりは結局ガラケーを出した。

私のクラスはそれで良かったのだが、隣の先生にケータイを回収してほしいと自ら頼んだ学級委員長のクラスは、悲惨な物だった。

「お前何ガラケー出してんだよ!スマホだろ?」

という会話が飛び交う。

(よかったー…あのクラスじゃなくて…。)

挙句の果てには、副委員長に名列を持ってくるよう指示して、誰がケータイを出して誰がケータイを出していないのかチェックをし始めた。

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