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本当は、やっぱり大沢とのカラオケでの出来事以来なおきくんに申し訳ない気持ちでいっぱいだったのだ。

なおきくんに本当は今すぐにでも謝りたかった…でも、一連の出来事を全て話せるほど、わたしは強くなかった。

ごめんなさい…なおきくん…。

こうしてわたしとなおきくんは別れることになったが、別に気まずい関係にはなることはなく、その日からもずっとLINEをするほど仲が良かった。

その直後だったのだ…大沢に彼女が出来たのは…

わたしは喜びもあったがそれと同時に、少し困惑もした。

あんなことしておいて、彼女を普通に作れる神経がわたしには理解できなかったのだ。

けれど、男性はそういうものなのだろうと1人で完結させた。

そうしないと、今にも泣き出しそうで怖かったからだ。

大沢は最低な人間だ。正直言ってクズだ。

けれど…どうして…何度も自分に呆れた。

何度も自分が嫌いになった。

わたしは…どうしたら良かったのだろうか…