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また、君がいる世界で

第25章  魅力




  僕は軟弱じゃない、強いはず

  君よりも自分を守れる

  僕と君の性別は違う

  だから僕は背伸びをする

  異性として見られたくて

  扱われたくて

  でも君には

  背伸びなんて無駄

  僕にはそんなに魅力がない?

  もう泣きそうだ




  

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