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また、君がいる世界で

第30章  悪意



  罪悪感まみれな僕

  悪くないはず

  いけない訳じゃないはず

  なのに、罪悪感で胸いっぱい

  君でいっぱいになる器が

  君に対しての罪悪感で

  吹き零れてる

  池をつくって溜まる汚水

  その中で僕は必死にもがく

  空を掴むことしかできず

  息が苦しい、涙が出る

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