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「俺、ジュースかってくる」


「おおいってら」


ちょうどいいから一樹がいなくなったときを狙ってハルに聞くことにした




「なぁ、ハル」


「ん？」


「あのさ、俺他の奴にかわいいって言われるとむかつくだけなんだけど、一樹に言われると、ドキドキしちゃうんだ・・・これって病気かな？」


「・・・」


「ハル？」


ハルが口を大きく開けたまま動かない




「おーい！！」


「お前・・・そこまで気づいてて自分の気持ちがまだわかんないの？」



「気持ち？？」



「・・・はぁ・・・どんだけ天然なんだよ」



「なぁ、どういう意味だよ」



「それは自分で気づけバカ」


「なんだよ、ハルのケチ・・・」