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君が好き

第8章 話し合い

松「でもさ、このまま心がないまま付き合って、二人共嬉しいか?本当に相手の事を思うなら、ここで引いたほうがいいんじゃない」


しばらく沈黙が続いた・・・

相葉君が立ち上がった。


翔「まさき・・・どうした?」

相「俺、翔ちゃんの事が大好き。だから困らせちゃ駄目だよね。諦めるよ」

翔「まさき・・・ごめん」

相「大丈夫だよ。でも翔ちゃんの事は嫌いになれない。これからは“相葉君”って呼んで。
“まさき”は辛い…」

翔「わかった。ありがとう、相葉君」

相「またね、翔ちゃん。おやすみ」

翔「送ろうか?」

相「大丈夫、一人で帰れるよ」


涙を拭いて、ニッコリ微笑んで、部屋を出ていった。

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