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君が好き

第9章 君が好きです

何か二人っていうのも、照れくさい気分。
一時間位前に、お互いに告白したわけだし…


大「コ、コーヒーでも飲む?」

翔「あ~うん、ありがとう」


コーヒーを手に、リビングへ行った。
さっきまで離れて座っていた俺達は、何となく隣同士座った。
しばらく黙ってコーヒーを飲んだ。


翔.大「あっ、あのさー」

大「何?」

翔「智君こそ何?」

大「いやー、その俺達何か凄く似てるな…と思って」

翔「本当にそっくりだね」

翔.大「・・・」

大「俺達、どうする?これから」

翔「これだけ全て同じだから、せーので言ったら?同じ事言うかもよ」

大「やってみようか…じゃあ、せーの」

翔.大「付き合って、欲しい…あっ!」


やっぱりと言う感じで、二人で笑った。

触れた手を握りあった。
どちらともなく顔が近付いて行く。
そしてキス…優しいキス。
翔君に聞こえてしまうじゃないか、心配になるほど胸がドキドキしている。




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