テキストサイズ

この前、人を拾いました

第15章 ②―2 謎の電話、けたたましく

――――…

「ふぅーー!何とか生き延びた!さきちゃんのお陰だ!大好きだーー!」


ご飯と食べ終わるとレイは床に寝転びながら叫んだ。


変な人…


と思いながらも内心喜んでいる私…。


私も単純だよね……。


「ん、ありがとう。じゃあ片付けるから。」


そう言って私は立ち上がるとレイに腕を引っ張られた。


「なに?」


そう言って手に持ったお皿を机に置くと、

レイはさらに強い力で私を引っ張って顔を近付けた。



「食欲が満たされたら次は性欲だぁああ!」




と叫ぶ。




なんか、
こう……


そんなにもロマンチックに言えないのも、すごいよね…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ