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この前、人を拾いました

第2章 ①―1 拾うがいい!

「さぁ!じゃあ帰ろうか!」


イケメンくんは勢いよく私を放すと、今度は私の手を掴んでずかずかと進み出した……。


「え、あ…」


もう色々とこの人の動きについていくのが大変だった。


っていうか、

この人、

私のことひっぱってるけど、

うちへの道まで知ってるわけ?


そんなことを思った瞬間だった。


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