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この前、人を拾いました

第27章 ③―4 反抗期ですか?

「ちょっと!やめてよ!早く試着しちゃわないと、パーティー明日なんだから!」


と私が言うことをもちろん無視し、


後ろから私を抱き締めた。


「ねぇ!ちょっと!シワになったりしたら…ひゃんっ!」


ツー…

と突然背中に何かが這うような感覚に声を上げる。


「れ、れいっ、やめてっ…あ…」


後ろを振り向くと、


レイは舌を出して私の背中を舐めていた。


「んん、ああぁ……ん…」



くすぐったいような、
気持ちいいような…


よく分からない感覚が私を飲み込もうとする。

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