この前、人を拾いました
第28章 ③―5 祝賀パーティー
「おぉ、これはこれは、白石くんじゃないか」
「この度は100周年、大変おめでとうございます。」
そう言って頭を下げる白石社長をみて慌てて私も頭を下げた。
「ハッハッハッハッ、100年も続くなんざ、先代も思ってもみなかったことだろうよ。」
顔をあげると、西園寺代表は大物らしく笑った。
年齢は多分60歳前後、まだまだ若いにも関わらずこの風格はさすがとしかいいようのない。
背が175cmくらいあるのもそれを助長させているのかもしれない。
しかし、それでいて、高圧的な嫌な感じはしない。
とても柔らかい雰囲気があって、会ったばかりなのにこの人についていきたくなるような、そんな不思議な力さえ感じる。
「この度は100周年、大変おめでとうございます。」
そう言って頭を下げる白石社長をみて慌てて私も頭を下げた。
「ハッハッハッハッ、100年も続くなんざ、先代も思ってもみなかったことだろうよ。」
顔をあげると、西園寺代表は大物らしく笑った。
年齢は多分60歳前後、まだまだ若いにも関わらずこの風格はさすがとしかいいようのない。
背が175cmくらいあるのもそれを助長させているのかもしれない。
しかし、それでいて、高圧的な嫌な感じはしない。
とても柔らかい雰囲気があって、会ったばかりなのにこの人についていきたくなるような、そんな不思議な力さえ感じる。