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第30章 ③―7 乱暴で変態な、でも甘い時間

背中から、

ツー……


と感じてしまう耳まで熱を帯びた舌が艶かしく這っていく


「レイ、ちょっと、待って………本当に……あぁ…」




「待てないなぁ


大事な僕とみきちゃんの時間を


親父の会社のパーティーなんかに潰されたんだよ?




レイは耳元でそうささやくと、ゆるゆると自分のネクタイをほどいていく。




「おまけに、あんな下衆野郎に身体触らしちゃってるし


早くみきちゃんに教えなくちゃ


みきちゃんは僕のもんだって」



「え………?きゃっ」


そういいながら、


レイは私の手首をネクタイで縛ってゆく。



自由が利かなくなった私を満足そうに、見るレイ。




っ……ドSのド変態が……!

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