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この前、人を拾いました

第38章 ④―5 もう一人のイケメン

えぇ!?あの総一坊っちゃんが?


祝賀パーティーでレイのお兄さんだと知らずにお会いした、切れ長の美しい顔が頭に浮かぶ。



「ああ、そういえば、いらっしゃるって言ってたな。簡単な手続きがまだあるからとか言って。挨拶しなくちゃ…

ありがとうございます。」



若村さんは丁寧に受付嬢に会釈をすると、私をエレベーターに案内した。




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