この前、人を拾いました
第38章 ④―5 もう一人のイケメン
「そんなの、好きだからでしょう。」
「えっ?」
普通の調子で言う若村さんの言葉に年甲斐もなくドキドキしてしまう。
「礼二先輩なんか
いつも、会社では、仕事以外のときみきさんのことばっかり話してますし…
料理がおいしいとか
とにかくかわいいとか
耳が弱いとか…」
「はっっ!!??」
ちょっ…
耳が弱いって
えええ
なにそんなことまで話してんの!?
カァァと自分の顔が赤くなるのを感じる。
「結婚も……考えてるんじゃないですかね…?僕にはよく分かりませんが…」
結婚というワードにその前の耳が弱いだの何だのの話が突然どうでもよくなる。
「えっ?」
普通の調子で言う若村さんの言葉に年甲斐もなくドキドキしてしまう。
「礼二先輩なんか
いつも、会社では、仕事以外のときみきさんのことばっかり話してますし…
料理がおいしいとか
とにかくかわいいとか
耳が弱いとか…」
「はっっ!!??」
ちょっ…
耳が弱いって
えええ
なにそんなことまで話してんの!?
カァァと自分の顔が赤くなるのを感じる。
「結婚も……考えてるんじゃないですかね…?僕にはよく分かりませんが…」
結婚というワードにその前の耳が弱いだの何だのの話が突然どうでもよくなる。