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この前、人を拾いました

第41章 ④―8 心変わりは突然に

―――――…


大きなお部屋でお茶を出され、私はそわそわと落ち着かないでいた。

一方レイは、イスに座ったまま背もたれに頭を乗せてガーガー寝ている。



あぁ、なんだろう…

すっごく恥ずかしい…




「礼二様っっ!」



急にドアが開いたかと思うと、九条院麗子が慌てた様子で入ってきた。



「んあ…?」



寝ぼけ眼で九条院さんをぼけぇと見るレイ。




九条院さんの後ろには、瀧山さんがゆっくり入ってきて丁寧に会釈をしたので、私も慌ててお茶を置いて会釈をした。





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