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この前、人を拾いました

第41章 ④―8 心変わりは突然に

勝手にキュンキュンしていると、九条院さんは少しビックリしたような顔をして、


「あなたたち、ちょっとはずしてちょうだい。」


と周りにいたメイドたちに言った。



ぞろぞろと会釈して出ていくメイドさんたち。



うわぁ
こんなにいたんだ……



「麗子様、私も外でお待ちした方が?」


「いや、君はいてくれたまえ。」




と瀧山さんだけは引き留めるレイ。



やっぱり、瀧山さんは九条院さんの専属の執事だし、特別なようだ。





「さぁ、これで私たちしかいませんわ。

で、なんですの?話したいことって。」


大勢のメイドさんたちが出き、シーンとした空気の中九条院さんが口を開いた。

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