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「あれって認めてくれたのかなぁ…」


とレイを見ながら、独り言を呟く。


まぁ、別にお兄ちゃんが認める認めないなんか正直どうでもいいんだけどね…



「嫌なやつだがいいやつだ！！！！！！」


レイは突然私の肩を持ってジッと私を見つめた。



なんだそれ…



「誰が……？」





「あいつだ！！


それで今ゆきちゃんがここにいる！！」



「はぁ」


毎度のことながら訳が分からず首を傾げる。



全く…

人の過去を視るのはいいけど、視えない人向けにしゃべってほしいものである。