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この前、人を拾いました

第55章 ⑤―9 昔。そして今。

「ちょっと!レイ!苦しいって!」



私がそういうとレイは私をベッドに放り投げて、私の両手を掴み、私の頭の上に持っていった。



「は、はなしてよ!!」




身体を動かして何とか離れようとするが、腰に跨がれて身動きがとれない。




そしてそのまま、



レイは私に顔を近付けた。




「もし、今誰かが


『みきちゃんのことが好き』
だなんて

ほざくやつらがいたら

俺も"あいつと同じように"
釘をさすために
そいつらを殴って回るね。」




「えっ?んん……」




そのまま、レイは私にキスをした。

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