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この前、人を拾いました

第57章 番外編っ!


黒いマントをまといながら、腰に手を当てて大声で叫ぶ変人を

私はただただ呆然と眺めていた。




「遅いゾッ!!!!!」




「ちょっ、レイっ…ぎゃぁああ」



まだ靴も脱いでないのに、私は帰宅早々レイに担がれていた。



「ハハハハハハハハっ!!さきちゃんっ!僕は今調子が掴めてないぞっ!」



「はぁっ!?意味わかんないっ、いいから降ろしてよ!」


調子が掴めてないって
なにいってんのこの人。


本当に泣きたいくらいいつも通りなんですけどっ…!


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