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この前、人を拾いました

第6章 ①―5 母親じゃないので

う~ん。
確かに予定ないけど・・・。

場所からすると、一回帰ってからいった方が良さそう。

ああ、でもレイのご飯作らなきゃいけないし・・・

とそう思ったとき、

昨日のレイが女の子に囲まれて浮かれていた姿を思い出した。

いいや。あんなやつ。

大体拾ってやった上に、私の親切でご飯の世話までしてあげてんだし。

それに一食くらい、自分でどうにか出来るでしょ。



「行きます。」


そういうと、百合子先輩は喜んだ。


「本当に!?良かった!色んな人にみきちゃんちゃんと誘ってって言われてたから!」


え?


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