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この前、人を拾いました

第66章 ⑥―8 新たな二人

けど、

レイは本当に喜怒哀楽が激しくて…


シュンとしてたと思ったら、今度はニヤってしだして自分と私の首にマフラーをグルッと巻き付けた。


「ちょっとっ!!もっと大事に扱いなさいよ!!」


「扱ってるっ!」


頬にチュってキスされて、ちょっとごまかされたような感じがして、私はキッとレイを睨んだ。


「プレゼントに僕の愛をあげよう!」


「ちょっ…!!えぇっわぁあっ!」


マフラーで繋がったまま持ち上げられて、またベッドに放り出される。


うそでしょ…!


待って待って!!!


さっき散々シたよね!?!?

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