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この前、人を拾いました

第73章 ⑦―4 彼はやっぱり彼な訳で

────…

「レイ。とりあえずキョロキョロしないで。落ち着いて。」


電車の中で落ち着きのないレイに小声で諭すが全く効き目はなくレイは目をキラキラさせて周りを見ていた。


あー…

腰痛いよ…



昨日、あのあと私は気絶しそうになるまで激しくされ、ようやく今日のデートを承諾させた。


まさに命懸け…
本当に死ぬかと思った。


腰をさすりながらギロッとレイを睨んだ。



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