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この前、人を拾いました

第75章 ⑦―6 突然の大ピンチっ!?

真顔で私の胸に触れるレイに動揺を隠せない。


助けに来てくれたと思ったら、この変態行為に加担するつもり…っ!?


いや、レイなら有り得る…



そんなことを思いながら、再び絶望を感じていると、レイがアイスクリームだらけの小さなチップを掴んでニヤリと笑った。



「これか…」




………なにが?



「けど……僕は許さないよ…」



小さく呟いたレイは、そのチップをギュッと握って立ち上がった。



「………僕だってまいちゃんとSMプレイしたことないのに…!


&$£♪#*%☆%!!!!!!!」



そう叫んだレイは、ポキポキ指の関節鳴らして突然周りの男たちを殴り始めた。



軽やかに男たちが倒れていくのを私は茫然と眺める。

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