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ったく…



「何よ、今さら何言ったって私は───」


「みきちゃん、愛してるっ！！」


「っ……」



………おうおう、そういう作戦ですか、はいはい。


今までも、そうやって言われて何度騙されてきたことか…



「だから何…」



精一杯そう冷たく言い放つと、レイは、むーっとした顔をしたあと、ジリジリ私に近付いてきた。



「なっ…近づくなっ…退散っ！変態退散っ！」


「許さないゾッ！」



はい?????



「僕はみきちゃんが大好きだっ!!!!!」


「っ………」


「好きで好きで仕方がないっ!!!!!!」



何なのこいつ…


曇りのないその瞳にドキドキが止まらなくて慌ててうつ向こうとすると、目をそらすなっ！とレイが叫んだ。