この前、人を拾いました
第84章 ⑧ー4 宴に参加!?
「すべての手はずは整えたぞっ!!!ハハハっ!さすが僕だっ!」
「ねぇっ…あんた本当に何するつもりなのっ…?」
「んん〜〜〜????」
二へラァアとむかつく顔をこちらに見せてきたレイは、私の顎を掴んで上に向かせた。
「秘密だよ…」
「っ…だからそれめちゃくちゃ怖いんだってっ…」
「ひ・み・つ」
楽しそうにそう言いながら、レイはまた誤摩化すようにして私の唇を優しく塞いだ。
今日死ぬかもしれない…
それくらいの覚悟で過ごすことにした私は、はぁっと溜め息をついてただただレイの後についていった。