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この前、人を拾いました

第97章 ⑨—7 誰のお蔭で








頭をゆっくりと下げると、またシーーンとした空気が流れる。


眼を瞑りながら、自分の鼓動を感じる。


張りつめた空気。

そして


「……っ…



分かったっ……」



お父さんの放った一言に、わーー!とお兄ちゃんたちが声を挙げた。










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