この前、人を拾いました
第98章 ⑨—8 やっとこさ二人
乱暴に私の服を剥いだレイは、ブラのホックを外すことなく上にずらした。
「はぁっ……だっ…だめっ……」
「……だめじゃないくせに」
その行動とは裏腹、
丁寧に優しく、レイの舌が私の胸の突起を弄ぶ。
その刺激に神経を研ぎすますかのように私は、眼を閉じて身体をよじらせていると、再び熱く唇と塞がれた。
「っんっ……はぁっ…」
舌が絡み合って、ぼんやりとした世界に落とされていく……──
そして荒い息遣いが聞こえて…
また、みきちゃん……──と耳元でレイが囁く。