この前、人を拾いました
第98章 ⑨—8 やっとこさ二人
「今日はっ……」
遠のく意識の中でレイの声が聞こえる。
「10……」
10…?
「っ……いやっ…20」
20??
嫌な予感がした
でも
「ああもうやばいっ……」
そんなこと冷静に考える余裕がないくらい頂点が近い
「んっ…
いやっ…
30回はするから!!!!!」
「あっ……えっ…ああっ」
おっ、おいっ……
そ れ は
死 ぬ
「ああっ……」
幸せな気持ちも束の間。
私はいつも通り絶倫レイに対して死を覚悟しながら
意識を飛ばしていた──────…