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高校1年生

第3章 3






…私はクラスで最下位だった。



「えー、佐々木さん頭良さそうだったのにー。」

「かわいそうだね。みんなからいじめられるんでしょ??」



ちらほらと私のことを言っているようだった。




「……結花、大丈夫??」

ゆなが話かけてきてくれた。



「……うん。大丈夫だよ。」





本当は大丈夫なんかじゃない。不安で仕方がなかった。




4人がいるから大丈夫だよね……いじめなんかないよね……


不安でいっぱいだった。

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