高校1年生
第13章 13
「んなかわいいこと言うなよ//」
「陽佑、照れてるのー??かっわいいー。」
「っ、あんまこっち見んな。いじめるぞ??」
「いじめられるものならいじめてみなさーい。」
私は寝室に入った。もちろん陽佑をその気にさせるためだ。
「ちょ、待てって。」
陽佑も続けて入ってきた。
「…」
沈黙が続く。そっと口を開いた。
「私をいじめるんじゃなかったの??」
「…いじめていいのかよ。」
「いいよ。」
私は陽佑をみた。
「“いじめる”って意味わかってる??」
「わかってるよ。男と女がすることでしょ??」