高校1年生
第18章 18
私たちは近くにあったカウンターに座った。座るとお店の人がジュースをくれた。
「結花ちゃん、本当に久しぶりだね。元気だった??」
「はい。まぁ、元気でしたよ。」
「ずいぶんと印象変わったけどそれってやっぱり俺らのせいだよね。」
「…」
あたり前じゃない。拓也さんたちのせいで私はずいぶんと変わってしまった。
「やっぱりねー。ごめんね、って言っても、もうどうにもなんないよね。」
拓也さんは本当に反省しているようだ。
「いや。もう過ぎたことはしょうがないですよ…第一、私が先生を好きにならなければよかったんですよ…」
私が、私が先生を好きになんてならなければこんなことにはならなかったんだ…