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高校1年生

第3章 3






これからずっと同じ日々が続いた。ある日のことだ。私は先生にずっと聞きたかったことを聞いてみた。



「先生ー??」

「んー??何だ??」

「先生って彼女いるの??」

先生の動かしていた手が止まった。


「いないよ彼女なんか。でも気になってる人ならいるよ」


「へー。」

やっぱりいたんだ。少し悲しかった。

(私、先生のことが好きなんだ…)

今やっとわかった。好きなんだと。

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