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高校1年生

第28章 28






「結花ちゃん、もっと自分に素直になった方がいいよ??」

「拓也さん…」



拓也さんは遊び人だ。
拓也さんは私を犯したことだってある。


でもそんな拓也さんは本当に優しい人だ。

先生のことを誰よりも思い、支えている。
私のことを心配してくれている。



拓也さんとの出会いは最悪だった。
でも私は拓也さんに出会えてよかったと思う。



拓也さんに出会わなければ康介を好きとわかることは無かったと思う。
ましては康介と出会うことなんてなかったかもしれない。




「拓也さん…ありがとうございます。」

「うん。もう結花ちゃんには悲しい思いをしてほしくないからね。幸せになってね。」

「はいっ…」






私は拓也さんと別れた

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