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高校1年生

第29章 29






「ったく、何してんだよ。」

「ごめんなさい…」

「絆創膏はってやるから。」

「うん…」




康介が私の手に触れた。


恥ずかしい…………
康介の手が触れている。


ドキドキする……とても…





「ほら、できたぞ。」

「あ、ありがと。」




指には綺麗に絆創膏がはられてあった。

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