テキストサイズ

高校1年生

第31章 31





「俺も、好きだよ。」

「うんっ…」



こんなに嬉しいことはない。

康介と…康介とまさか付き合うことができるなんて…


「康介…大好きだよー…うぅ…」

「わ、わかったから、泣き止めって。」



康介は珍しく慌てていた。



「うぅ…だって嬉しいんだもんっ…」

「わかったから…」




康介は優しく私を抱きしめてくれた。



「お願いだから泣き止んで。俺、泣いてんの弱いから。」

「う、うん…」






この日、私と康介は付き合うことになりました。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ