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Pour mon cher -笑顔の先に-

第8章 休日2日目

変わらず腕に包まれながらも猛司にじっとりとした視線を投げようとした瞬間、ぎゅっと抱き締められて見上げてた視界は胸に押し当てられる。




「いいじゃん」






「小さなおばさんになっても。」


「‥え?」


「愛がシワシワババァになろうが、ミクロマンだろうが何だろうが。


俺の気持ちは変わらないんだから」



そう言って更にギュッと私を抱き締める。



「猛司‥・」



どうしよう‥‥。



「ミクロマンいらなかったよ?!」



この言葉のせいで100%喜べなかったじゃんっ!

今の言葉!!!







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