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Pour mon cher -笑顔の先に-

第9章 笑顔の先に・・

猛司に引っ張られる形で歩く海岸。


ふと海に目を向けると今日も凄くいい天気なだけに海面がキラキラ眩しく輝いていて。



空の青と海の蒼。


水平線から大きな入道雲が天に向かってふわふわ‥。

鳥の鳴き声。

潮の香り。

夏の香り。


そして私の前を歩く猛司。



何度も何度も、見つめて来た猛司の大きな背中を見つめてると色々な思い出が走馬灯のように頭の中を駆け巡る。



酸いも甘いも全て感じさせてくれた猛司の背中を眺めてるだけで何とも言えない愛しさが込み上げる。






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