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Pour mon cher -笑顔の先に-

第10章 Pour mon cher

「も、猛司?!!」


猛司に助けを求めると



「“夢の国”はこれからだから」


「は?!!」



助けるどころか笑顔で手を振ってくれて。

プラス、意味深な言葉まで吐いてくれちゃって。



女性は【てんとう虫のサンバ】を鼻歌唄いながら私の手を引っ張ってて。




どういう事――!!

何なの――!!




1人全く付いて行けずテンパりながら引っ張られるがままに歩いてると、何やら奥に別棟の小さな建物があって。




「さぁ、どうぞ?」



扉を開けて中へと案内された。








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