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Pour mon cher -笑顔の先に-

第10章 Pour mon cher

「では、誓いのキスを‥‥」



猛司がそっとベールを後ろ側へ捲り上げ、裾を整えてくれて。




私の両肩を掴んでフワリと極上の微笑みを私に向けて、小さく



「愛してるよ」



呟いて、私の唇に幸せいっぱい溢れるキスを落とした。




キスから猛司への“好き”がまた今日もドンドン溢れ出て幸せな気持ちで心が満たされる。



‥‥今少しだけ分かった気がする。


【笑顔の先】にあるモノ。



それは、多分‥幸福。かな?


なんて。



















「ゴン!キス長いわっ!」
「愛ちゃん長過ぎっ!!」





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