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Pour mon cher -笑顔の先に-

第2章 リスタート

「愛、暇?」


「え?ううん?友達にメール返したりしてるから平気だよ?」


「そんなとこ座ってないでこっち来いよ」



そう言って自分の横、私が寝る場所をポンポン叩く猛司。



言われるがまま移動して猛司の横にちょこんと座る。



「もう少ししたら終わるから待って」


「お気になさらず?」



仕事なんだもん。
私の事なんてお構いなしだよ!



「“ペナルティー”消化してもらわなきゃなんねーからさ」



そう言ってニヤリと笑う。




‥・・すっかり忘れてた。

ペナルティーの事。





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