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跨いでいった男たち

第20章 スーパマンな男


里奈はあれからマリーナを辞め。

昼はスーパーで働き

夜はレンタル屋さんで働いていた

片時も休みなく・・
潤の事を思い出さないように。

立ち止まったら涙が止まらなくなりそうだった。

部屋には潤のG1勝利を上げた時の
写真。
その前には芸能人が金屏風の前で嬉しそうに出す左手を掲げるくらい大きな婚約指輪が主を探すようにポツンと置いてある。
水商売な女と有名騎手
まわりからしたら決して手を叩いて喜べるような関係ではない。
潤はそれでも里奈のために関係者に頭を下げ、今思えば、隣人も潤が手をまわしてくれて助けてくれたのかもしれない。

潤・・・。

潤の物で溢れている。。

潤が残したものは里奈にとって大きなものだった。

そんな里奈も働きづくめだとその時間は潤を忘れられる。。

里奈「いらっしゃいませ~~♪ありがとうございました~♪」

影を持つ 美しい 女性に
誰もが目を奪われた。。。。。

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